ぎっくり腰になったらライス

今朝は車が突然の出勤拒否…

遠隔キーは効かないはキーを差し込んで

エンジンかけようにもウンともスンとも言わず、

急遽、母親のミニクーパーを借りて出勤しました。

 

ミニクーパーって海外の車なのでウィンカーと

ワイパーの操作が逆なので、醍醐荘に到着するまで

何度もウィンカーの代わりにワイパーを作動させて

一人でテンパりながらの出勤となりました。

 

磐田整体ラボラトリーの土井です(^O^)

 

本日は「ぎっくり腰になったらライス」

というテーマでブログにしました。

 

ぎっくり腰は季節の変わり目に起こりやすく、

今年のように一日の中でも気温差が激しいと

筋肉の緊張やバランスも崩しやすく、ふとした

拍子に痛みが走ったと思えば次の瞬間に動けなくなる

 

まさに魔女の一撃の名にふさわしい衝撃が走ります。

 

ぎっくり腰って一回やってしまうとどうにも痛くて

2~3日は日常生活もままなりません。

 

あまりの痛さで焦るばかりに何をして良いか

わかりませんよね?そこでテーマにしました

 

「ぎっくり腰になったらライス」

 

これをまず思い出すようにしてください。

 

ライスといってもお笑い芸人のライスと違いますよ!

ぎっくり腰のときにお笑いなんて見て笑おうものなら

痛めた腰にトドメを刺してしまうのでアキマセン!

 

ぎっくり腰のライス(RISE)とは

R: Rest(安静)
I: Icing(冷却)
C: Compresshion(圧迫)
E: Elevation(挙上)

安静、冷却、圧迫、挙上の4つの処置のことを言います。

 

まずは安静

ぎっくり腰になったばかりの時は強い炎症作用が

起こっているので、無理に痛みを我慢して動かすことは

炎症をさらに悪化させ痛みを増強してしまいます。

 

とにかく慌てず安静にしてください。

どんな姿勢でも構いません、今の段階で

一番痛みの出ない姿勢を探してその状態で

安静にしてください。

 

次に冷却

痛みの出ない姿勢を見つけることができたら

アイスノンでもシップでも構いません、

腰の一番痛いところを冷やしてください。

 

冷やし続けていると少しずつですが

動けるようになってきます。

 

そして圧迫

これはコルセットに代表される固定器具です。

痛めた筋肉や関節への負担を減らし体を動かし

やすくなります。こうなってから病院や

治療院に出向くと良いでしょう。

 

そして最後は挙上

炎症性の痛みはそこに極端な血流が生じることで

痛みを発しています。それを緩和してあげるには

心臓より高い位置に挙上してあげることです。

 

ぎっくり腰の場合なら仰向けに寝た状態で

ふとんなどを丸めて膝のしたに入れると良いです。

腰への負担も減って寝やすくなるので回復も良くなります。

 

腰の痛さがもっとも楽になる高さや角度を探して

その位置に入れてください。

ぎっくり腰は動かして治せ!は嘘

ぎっくり腰になったらできるだけ動かしなさい!と

テレビでお医者さんが言ったことがあります。

 

ダメですよ!絶対に( ̄▽ ̄;)

 

あれは非常に説明が足りないところがあって

視聴者の方々が間違って解釈していますが、

とにかく急性期の痛みが落ち着くまでは

絶対安静です。

 

早ければ2~3日、長くとも1週間もすれば

激しい痛みは落ち着きます。上手に整体や

鍼灸などの治療も受ければもっと早く収まります。

 

激しい痛みが収まったあとも、ぎっくり腰の

後遺症的で腰痛が続きます。腰の違和感や重さ、

ちょっとした動きによるピキっと走る痛みなど

人によって様々ですが、ぎっくり腰でも体を動かし

なさいってのはこの状態に入ってからのことです。

 

カラダの痛みは脳から送られる危険信号です。

 

ぎっくり腰のように激しい痛みは脳からの赤信号!

どころか警告に近いレベルです。

 

痛みとは損傷した部位を治そうとする作用と同時に

「その動きは今はやめてね!」ってサインです。

 

その動きをするとさらに損傷部位が大きくなりますよ~

と体が教えてくれてるので、無視して動かすと悪化する

のは当然です。

 

いわゆる「ぎっくり腰は動かして治せ」とは

動かせる状態になったら積極的に動かしましょうと

いう事なので、激しく痛い新鮮なぎっくり腰の

ときには絶対にNGです。

ぎっくり腰の治療について

では、ぎっくり腰になってライス(RISE)を心がけ

処置した後どうするのがベストか?

 

ほっておいても良くなることもありますが、

からだに歪みが残るので後に別症状が出たり、

腰痛が再発したり、ぎっくり腰が常習化する

ケースもあるのでしっかり治療するべきです。

 

ただ人それぞれ状況もあるので一概にコレが

正解ってのもありません。

とにかく動けないぎっくり腰

とにかく動けないほど痛いぎっくり腰の場合、

もしかすると腰椎の圧迫骨折やヘルニアなどのように

重篤な腰痛の危険性も希にあります。

 

接骨院や整体院に行くよりはまず整形外科などで

診察をしてもらうのが先決です。骨などに異常が

なければとりあえず安心です、単純なぎっくり腰

ということで何とでもなるでしょう。

 

病院に行くメリットは2つ!

1つ目はそのぎっくり腰がヤバイやつか、

普通のぎっくり腰か確実に判別してもらえます。

 

2つ目は痛み止めやシップなどを処方してもらえます。

とにかく痛いのだけれど今日は外せない行事が…とか

その日にある程度の回復が必要なときは病院での

痛み止めがいちばん有効です。

 

そういった早急な問題がなければ痛み止めは

なるべく避けて、根本的な治療に専念することを

オススメします。

根本的なぎっくり腰の治療とは?

ぎっくり腰の根本的な治療となると、

腰に負担のかかる姿勢やカラダの使い方など

様々なことを直していかなければなりません。

 

すでに今ぎっくり腰で痛いさなかに

そんなことやってられません(汗)

 

それは後々しっかりケアするとして、

とりあえずは過度な緊張を起こしている

筋肉に狙いを定めて緩めるような治療が

必要になってきます。

 

磐田整体ラボラトリーでは整体をメインに

していますが、整体施術はどうしても体を

動かしてもらう頻度が高いので、ベッドでの

寝返りも辛いですから鍼灸治療を使います。

 

まずは患部の筋肉を緩めるために鍼をうち、

合わせて遠隔部の腰をサポートする筋肉や

弱った内蔵にも鍼をおこないます。

 

筋肉の緊張がとれるだけでも腰の痛さは

ずいぶん楽になります。

 

あとはまたライス(RISE)を自宅でも心がけて

過ごしていただければ回復は早まります。

入浴は厳禁

ぎっくり腰の急性期に入浴は厳禁です!

 

湯治などのイメージで温めると良くなる

気がしますが、急性期の入浴は炎症部位を

さらに悪化させるので入浴は避けてください。

 

湯船に浸かっている時は心地よくて治っていく

ような感じを受けますが、ほぼほぼ後から痛みが

増してくる傾向にあります。

 

コレは何度か私がぎっくり腰になったときに

試しに入浴してみたので確実に体で立証しています(^_^;)

 

入浴の他に気をつけるとすれば食事!

 

体を痛めたり弱っているときは栄養補給が

大切なのでは?と思う人が多いです。

 

しかし、ぎっくり腰を含む急性の痛みが

あるときは胃腸への負担を極力減らすことが

回復への近道です。

 

ぎっくり腰を起こしているあなたの体の中では

今まさに大忙しで腰の痛みを治そうと、体中の

機能がフル稼働しています。

 

もちろん内蔵も筋肉の修復や炎症の

沈静化のためにフル稼働しています。

 

そこに「もっと働け~!」と言わんばかりに

大量の食物をほうりこんだり、消化の悪い

食べ物を口にすると、消化作用にまで余分に

エネルギーを割くことになり回復を阻害します。

 

胃腸によぶんな働きをさせないで

ぎっくり腰の治療に専念できる環境を

ご自身で作ってあげてください。

 

少しお腹がキュウキュウなって

ひもじい位がベストです。

 

痛みが収まってくればその分また

しっかり良質なタンパク質など

痛めた筋肉の代わりになる材料を

口から入れてあげればOKです。

 

 

とにもかくにも、ぎっくり腰になったらライス!

を心がけて無理をしないようにしてください。