皆さんクリスマスはいかが
お過ごしでしたか?
私は今年も「クリぼっち」を
楽しみました(^O^)
クリスマスを一人で過ごすことを
クリぼっちて言うらしいですね(笑)
ちょうど東京での技術セミナーと
重なったので、イブとクリスマスは
東京で夜を過ごしました。
まったく寂しくありませんよ!
「同情するなら彼女くれ」ヽ(`Д´)ノ
と言うのも冗談で、ふつうに
シングルライフを楽しんでます^^
本日のブログテーマは
「体を壊さない本当の指圧(マッサージ)とは?」
です。
このタイプの記事は同業者から非難轟々ですが、
すべて事実に基づいた自分の経験も踏まえての
見解なので、誰に何を言われようとも動じません。
本当はガラスの♥なのですが(笑)
指圧(マッサージ)は体を壊す
タイトルからセンセーショナルですね(^^;
按摩マッサージ師やリラクゼーションで
働いている人に後ろから刺されそうです(汗)
ただコレも単にディスったり悪口を言ってる
訳ではなく、「法則」から見て必然のことです。
自然界には様々な法則があり、法則とは
逆らうことのできない決まりごとです。
空気より重たいものは必ず下に落ちるとか、
水蒸気は上に昇るなどが法則です。
こと指圧(マッサージ)において
起こっている法則とは
「作用、反作用の法則」です。
作用、反作用の法則は言葉にすると
難しくなるので図にしてみました。
指圧やマッサージでグ~っと患者さんの
体を押した時に、それを仮に5Kgの圧力としたら、
同じ圧力で患者さんの体も施術者の指を押し返します。
そうすると、治療に必要な圧が患者さんの体の
深部に届くことなく、皮膚と指とのぶつかる
作用点で体の破壊行為が起こってしまいます。
患者さんの皮膚や筋組織などが破れたり、
それに伴って付近の毛細血管が破れて
目に見えない、時には目に見えるような
内出血を起こします。
整体師側の指にも関節や筋肉、健に過度な
負担がかかり、突き指のようなことが起こります。
場合によっては整体師の骨格も歪みます・・・
その力が強くなればなるほどお互いの体が
ぶつかり合って壊されてしまうのが、
作用、反作用の法則による障害です。
コレでは治療を受けに来た患者さんの体も
治そうとしている整体師の体も両方同時に
壊れてしまいます。
相撲のぶつかり稽古みたいなことが
体で起こってるのと同じです(^_^;)
だから「作用、反作用の法則」を知らずに、
それを起こさない方法で指圧やマッサージを
しなければお互いにとって不幸なことです。
体を壊さない指圧(マッサージ)とは?
それは単純に「作用、反作用の法則」を
起こさない患者さんの体への触り方と、
施術者の体の作り方&使い方です。
人の体は外からの刺激に対して自分の
体を守るために「防御反射」というものが
働く仕組みになっています。
何か上から物が落ちてきたり、
お化け屋敷とかで驚かされると
体が硬直しませんか?
あれは自分を危険に晒すかもしれない
外からの刺激に対して、体が壊されない
ように硬くして防御しているのです。
だから整体師の指圧(マッサージ)も同じく
外からの危険な刺激として脳は判断します。
どんなに優しく触ったとしても
それはゼロにはなりません。
もちろん強く乱暴に触るよりは
断然、防御反射も弱くなるので
心がけるに越したことはありませんが、
それよりも…
整体師の体の作り方が大切です。
作用、反作用の法則を起こさない、
患者さんの体が防御反射を起こさない
触り方と体の作り方です。
あと基本前提として理論がわかってないと
何をやってもダメです(笑)
だから整体師は常に探究心と努力が必要!
ちなみに作用、反作用の法則を起こさない
指圧(マッサージ)を図にしました・・・
手がこんでるでしょ?(´∀`)
患者さんの体と、整体師の指や手が触れる部分、
すなわち作用点をなくすことで防御反射も
抑えられ、指圧が正しく患者さんの体の中に
入っていきます。
すると不思議なことが起こります!
指圧をされている患部だけでなく、
まったく違う体の部分にも心地よい響きが
ジワ~っと広がります。
これは患者さんの体が治療としての指圧を
危険な刺激として防御しないで受け入れて
くれるから、その刺激が指圧をしている他の
悪くなってる部分にも浸透してくれるのです。
本当の指圧を受ければ、押されている
患部を介して他の悪いところも治療してくれます。
本当は指圧(マッサージ)って体に良いもの
なのです。歴史的には西洋医学よりも深いですし、
いわゆる「手当て」の原型ですから。
しかし残念ながら、この「本当の指圧」
というものができている整体師はおろか
按摩マッサージ師の国家資格者でさえも
ほとんどいません・・・
だって誰も教えてないんですもん(´・_・`)
自分の場合はラッキーで、そんなマニアックな
研究をしている師匠と呼べる先生に出会い、
触り方、体の作り方に至るまで細かく指導して
もらえました。
今でも学びに行くと、足腰が立たなくなるほど
厳しくダメだしされながら特訓されます(´;ω;`)
お陰様で少しずつですが整体師としての体の
作りができあがり、触り方も防御反射を起こさない
正しい治療家の手ができつつあります。
それでも、まだまだ鍛錬が必要です。
患者さんがいない時はコッソリやってますよ^^
少しずつ本当の指圧(マッサージ)も
できるようになってきたので、最近は
少しマッサージのような整体もしています。
患者さんからよく
「毎回やること変わるね」
と言われますが、これは常に患者さんの
体にとって何が最善か?を考えながら
整体している結果なのでお許しくださいm(_ _)m
今年の9月から開院しました
”磐田整体ラボラトリー”
のラボラトリーとは研究所って意味です。
これからも磐田整体ラボラトリーにご来院いただく
患者様にとって何が最善となり、どのような手技が
その症状にとってベストかを研究していく所存です。
2018年も年の瀬が迫りました、
皆さんの健康的で明るい人生を担保できる
整体師として来年も努力を怠りませんので、
来年も宜しくお願いします。
“〇〇の湯”時代から大変お世話になっています。
「本当の指圧」の話を聞きながら「じゃ本当ではない指圧があるってことですか?」などと雑談しながら本日施術していただきました。
やってもらっているときは「あれ、指が入っているのかな?」という感じでしたが、終わると肩や腰がとても楽になったのを実感しました。全身しっかりメンテナンスされて爽快の一言に尽きます。
このブログ記事を読んで改めてなるほどと思いました。
また来年もよろしくお願いします!