歯の比率で考える食事のバランス

こんにちは!

磐田整体ラボラトリーの土井です。

 

今週の日曜日は千葉大学や亀田医療専門学校で

解剖学の講師をしている河野先生の講義を受けに

東京まで行ってました。

なぜ整体などの手で行う、いわゆる「手当」

人の体に治療効果を及ぼすのかを解剖学の

専門医の目から科学的にも解明されつつある

現状にワクワクしました。

 

ただ、その内容は公表されることは

政治的にも医師会的にも無理だろうな~…と

僕も思いましたし河野先生もおっしゃってました(笑)

 

やっぱり政治の力って怖いと思った瞬間です。

 

 

それはさておき、今回は解剖学的に歯の

バランスから推察される食事について

ブログにしました。

 

バランスと言っても歯並びではなく、

歯の種類におけるバランスです。

 

磐田整体ラボラトリーに来院される

患者様は非常に健康意識が高いので、

よく食事についても質問されます。

 

人間の体を作っている材料は口から入る

食物と水なので、当然ですが食事は健康を

保つうえで避けて通れない課題です。

 

整体だけで健康が保てるなんて不可能です(泣)

いくら理論的、技術的に優れた整体をしたところで

体を構成する材料が悪ければ体はなかなか良くなりません。

 

ある程度それを理解してくれてる患者様から

よく質問される内容ですが、

 

「何を中心に食事を摂ればいいのですか?」

 

この質問に対する答えは

穀物です

 

なぜお米なのかを解剖学的?というか

厳密には東洋医学的な解釈になりますが、

歯の比率から考えるとお穀物が正解なのです。

 

人間の歯は36本~38本くらい?で構成されます。

最近は親知らずが生えない子もいるらしく数字は

曖昧になりますが、そこはスルー(笑)

 

この36本~38本ほどの歯がどのような

種類と比率で構成されているかがポイント!

 

人間の場合、

前歯と言われる切歯が上下あわせて4本、

これは野菜を噛み切るための歯です。

 

その横に犬歯が1本ずつあり4本、

犬歯は肉を引きちぎるための歯です。

 

それ以外は臼歯で、臼の役割で

穀物をこなす役割の歯です。

 

その比率は1:1:8

 

すなわち野菜1:肉1:穀物8の割合で

食事のバランスを考えてもらえれば

健康的な体を保つことが本当はできます。

 

今は逆に栄養学が発達しすぎたお陰で

栄養素を細かく見すぎて何がなんやら…

 

アレも必要、コレも必要…

あれが足りないこれが足りない…

 

で結局のところサプリメントを売る会社の

食物にされてしまう(言い方わるくてスイマセン)

 

サプリメントを全否定しているわけではありません、

ただ、そこにつけ込んでいる会社も多いのでご注意を!

ってことで認識してください。

 

話を戻すと、人は穀物を食べていれば体に必要な

栄養素の8割りは摂取できるってことです。

 

「え~!お米食べたら太るじゃん…」

 

て言われることもありますが、お米として

見ないで穀物として見てください。

 

お米にしても小麦にしても殻まで含めて

穀物ですからね!太ってしまうのはその

殻を取り除いた白い部分、すなわち剥き出しの

糖質だけを食べるから問題なのです(>_<)

 

穀物の殻の部分には人間が生きていく上で

必要な栄養素のほとんどが含まれるので、

野菜やお肉はそれを補うレベルで十分です。

 

食物繊維やミネラルの多くは穀物の殻に

含まれるので、それを取り除いた白い部分だけ

食べるなんて罰が当たりそうですね。

 

あまり栄養面のことを難しく考えないで、

人間の体がどのようなバランスで構成されて

いるかを軸に食事のバランスを考えると

栄養のことはとてもシンプルになります。

 

足りないな~と思う栄養素があれば、

穀物を中心にして野菜とお肉でそれを

補うようなオカズを作ればそれでOK!

 

白米食べてる人は今日から玄米!とまで

言わずとも5分ヅキ7分ヅキのお米や、

雑穀米などを意識して取り入れてください。

 

パンが好きな人ならできるだけ

全粒粉をつかったパンを食べるとか

意識すれば良いと思います。

 

整体師である自分は

「整体だけしてれば健康に心配はない!」

と大声で言いたいですが、やはり人間が

健康を保つ上で欠かすことができない

 

睡眠・食事・適度な運動

 

これに問題があるといくら整体しても

治りが遅いですね(T ^ T)

 

整体を日頃から健康維持のためにされている方は

もちろん、そうでない方も今日の食事のバランスと

考え方を実践してもらえれば必ず体調がよくなるので、

ぜひ取り入れてみてくださいね^^